すでに完成している新築の一戸建てや中古住宅を購入するときであれば、契約を行ってから最短の場合で1か月ほどで入居することが可能と言えます。それとは違って注文住宅を建てることを検討しているときには、現地が更地の状態ですので、間取りの打ち合わせなどを考えると早くて半年から1年ほどの期間が必要になります。注文住宅を建てるときには、どのような住宅を建てたいのかについてしっかりとイメージを持つことと、依頼を行うハウスメーカーの専門家に相談をすることで、具体性のあるプランを作成することが大切です。土地の購入をするときには、地盤が頑丈であるかどうかや、都市計画法や建築基準法などの法律面で規制されていないかどうか、住宅の建て替えなどが行える土地であるかどうかを、あらかじめ確認しておく必要があります。
納得できる土地が見つかったときには、土地取得のための費用や、本体工事費、設計費などの様々な注文住宅に必要になってくる費用を計算して、資金の計画を立てなければなりません。ハウスメーカーに依頼を行って見積書を作成してもらうことで、適正価格で建てることができるのかの確認も重要です。建設を行う住宅のイメージが固まって、資金の計画ができれば、どこの業者に依頼をするのか決めます。注文をするハウスメーカーが決定すれば、設計契約を締結して間取りを決めることになります。
契約を結ぶと設計図を仕上げてもらうことにないますので、計画を立てたとおりの仕様になっているかどうかや、それぞれの書面に目を通す必要があります。