注文住宅の魅力の1つといえば自由度の高さで、理想の住宅が実際に形として建てることができる点にあります。土地選びから始められるのも魅力ですし、立地や向きに交通機関との位置関係など、拘り抜いて1つ1つ決めていけるのが建売との決定的な違いです。注文住宅の検討において重要なのが相談先選びで、コミュニケーション重視で急に話をしたがっても嫌な顔をしないで対応してくれる相手が望ましいです。当然ながら設計の段階から話し合い、建築と竣工後のメンテナンスも全て任せることになるので、信頼関係が構築できる相手でないと困ります。
工務店のように地域密着型でフットワークが軽い会社は、注文住宅の相談に適していますし、相性の良い相手に出合うことができれば長く付き合えるはずです。コスト面では建売に譲りますが、希望が多くて譲れないことばかりであれば、予算次第ではありますが前向きに注文住宅を検討すべきです。家は数年ではなく数十年単位で暮らすことになりますし、それこそ老後も住むことになるので、後悔するような妥協は極力避けたいところです。将来的にリフォームをすれば不満が解消しますが、費用が掛かることになりますから、可能な限り新築の段階で不満を解消しておくのが望ましいです。
長期的に快適な暮らしを実現するなら、高断熱で高気密な高性能住宅を検討するのがおすすめで、注文住宅であればデザインや内装も妥協することなく盛り込むことができます。